世界自然遺産の北海道・知床の羅臼町沖にシャチが姿を現し、観光客を楽しませている。29日は約20頭が観光船の近くを悠々と泳いでいた。

 観光船「エバーグリーン38」が羅臼漁港から4キロほど沖合に進むと、群れで海面に顔を出したり、潮を吹いたりした。シャチの体長は平均7~8メートルほどと言われる。約30人の観光客は「大きい」と歓声を上げた。

 毎年訪れているという東京都大田区の会社員女性(29)は「今年も迫力のある姿を見ることができてラッキーだった」と笑顔だった。

 北海道大の三谷曜子准教授によると、この時期にシャチを国内で最も高確率で見られるのが羅臼沖だという。