トヨタ自動車が29日発表した5月の世界生産は、前年同月比54・4%減の36万5909台と、5カ月連続で減少した。新型コロナウイルス流行の影響で需要が急減し、国内生産の縮小を余儀なくされたことなどが響いた。減少率はデータがある2004年以降で最大になった。

 同時に発表した5月の世界販売は31・8%減の57万6508台だった。減少率は、4月の46・3%減から回復しており、4月が販売落ち込みの底となる可能性がある。

 国内生産は57・0%減少の12万2744台で、世界生産全体を押し下げた。全工場で非稼働日を設定したことなどが響いた。