三菱UFJ銀行と三井住友銀行などの主要取引行がJ・フロントリテイリングに対し、計3千億円の融資枠を設定したことが29日、分かった。J・フロントには、新型コロナウイルスの感染拡大が「第2波」に及んだ場合の再度の休業に備え、手元資金を確保する狙いがあるとみられる。

 融資枠は、事前に取り決めた金額の範囲内で迅速に借り入れをすることができる仕組み。百貨店業界では、三越伊勢丹ホールディングスが大手2行に総額800億円の融資枠設定を要請したことが既に明らかになっている。