過去の逮捕歴がツイッターで表示され続けるのはプライバシー侵害だとして、東北地方の男性が米ツイッター社に投稿の削除を求めた訴訟の控訴審で、東京高裁(野山宏裁判長)は29日、削除を命じた一審東京地裁判決を取り消し、削除を認めないとする男性側逆転敗訴の判決を言い渡した。一審判決を不服とし、同社が控訴していた。

 最高裁は2017年、グーグルに残る過去の逮捕歴を巡る同種訴訟で、プライバシー保護が情報公表の価値より「明らかに優越する場合」に限り削除できると判断した。

 男性は12年建造物侵入容疑で逮捕され罰金刑を受けた。ツイートが複数投稿され就職活動に支障が出ていた。