新型コロナウイルスの流行をきっかけに、通信ネットワークを利用し、コンピューター断層撮影(CT)などの画像を放射線科の専門医らが離れた場所から診断する仕組みに注目が集まっている。人工知能(AI)が画像から異常を検出するソフトと組み合わせた医療サービスの導入も進む。専門医の不足した地域医療にとって大きな支援となり、普及が加速しそうだ。

 医療ベンチャーのNOBORI(東京)は3月末、聖マリアンナ医科大(川崎市)の協力を得て、新型コロナによる肺炎に特化した遠隔診断サービスを始めた。患者の胸部CT画像データを送ると、同医科大の専門医が24時間以内に判定する。