三菱重工業は26日、東京都内で定時株主総会を開いた。泉沢清次社長は小型旅客機スペースジェット(旧MRJ)の開発が遅れていることを陳謝。新型コロナウイルスの感染拡大で航空業界が甚大な影響を受けているとして「開発スケジュールを見直している」と説明した。

 株主からはスペースジェットの開発遅延の理由を問う声があり、担当役員が国産初のジェット旅客機で「経験不足は否めない」と釈明した。子会社で開発主体の三菱航空機(愛知県豊山町)について、米ボーイングの傘下入りを提案する株主もいたが、担当役員は「あらゆる生き残り策を考えている」と述べるにとどめた。