北海道大と山梨大の研究チームは26日、山梨県内の下水からの新型コロナウイルス検出に成功したと発表した。論文が国際学術誌のホームページで公開された。研究チームは、感染者の少ない山梨県でも検出できたことで、感染拡大のわずかな兆候を早期発見できる可能性があるとしている。

 調査は3月17日から5月7日にかけて、山梨県内の下水処理場と河川で採水し、12種類の検出方法で実施。うち一つで、4月14日に採取した塩素消毒前の下水から新型コロナウイルスを検出した。

 国内では富山県立大と金沢大のチームが16日、富山県と石川県の下水でウイルス検出に成功したと発表していた。