【ワシントン共同】米下院本会議で25日、白人警官による黒人男性暴行死事件を受け、改めて問題視されている警察の構造的な人種差別の解消に取り組むため、多数派の野党民主党が提出した警察改革法案が可決した。与党共和党からも数人が賛成したが大多数は反対。上院では共和党が多数を占めており、同法案は通過しない見通しだ。

 中西部ミネソタ州で暴行事件が起きてから25日で1カ月。全米に広がった抗議デモの参加者の多くが求める警察改革は、党派対立で進んでいない。

 上院では24日に共和党提出の警察改革法案の採決があったが、民主党の反対により可決に必要な賛成票が集まらず否決された。