【ワシントン共同】米連邦準備制度理事会(FRB)は25日、米大手銀行に対し、新型コロナウイルスによる景気への悪影響を踏まえ、配当の支払い制限や自己株式取得の停止を求めた。感染再拡大で想定以上に経済が落ち込めば、34行で最大7千億ドル(約75兆円)の貸倒損失が発生する恐れがあると警告。景気後退の長期化に備え、手元資金の確保を求めた。

 FRBは、例年実施している金融機関のストレステスト(健全性審査)の結果、「厳しい環境下でも各行とも健全性を保てている」とした。その上で、今年7~9月期以降は配当金の増額や自主株買いをしないよう要求した。