【ワシントン共同】国際通貨基金(IMF)は25日、最新の世界金融安定報告を公表した。新型コロナウイルス感染症による景気後退への対応で、国債や社債などを買い入れるなどして市中に資金を供給する金融緩和を進めた日欧米など先進国の七つの中央銀行で、資産規模が計6兆ドル(約640兆円)超拡大したと分析した。

 IMFは、各国による前例のない政策が「世界経済への打撃を和らげたことは疑いようがない」と評価。一方で、超緩和的な金融環境が「中期的には成長のリスクになりうる」として、危機克服後には速やかに改善に取り組むよう求めた。