関西電力は25日、前経団連会長の榊原定征氏を会長とする新経営体制を発表した。榊原氏は同日の株主総会で取締役に選任され、その後の取締役会を経て関電会長に就任した。トップの外部起用により金品受領問題で失った信頼回復を図る狙いだが道は険しそうだ。

 榊原氏はこの日の取締役会で議長を務め、関電会長としてスタートを切った。だが森本孝社長が出席した記者会見に参加せず「関電の力強い再生に貢献することが私の使命。経験を総動員し、強固なガバナンス体制を構築したい」との談話を発表するにとどめた。

 株主総会では、筆頭株主の大阪市など株主が提出した26議案が全て否決された。