7月15日に契約期限を迎え中国に返還予定となっている神戸市立王子動物園の雌のジャイアントパンダ「タンタン(旦旦)」について、新型コロナウイルスの影響で返還が秋以降になり、夏休みは園内で観覧を続けられる見通しであることが25日、動物園などへの取材で分かった。

 動物園によると、中国へ輸送する航空便の予定が立っていない。今後往来が戻っても、約1カ月間は職員との接触などを極力避けて隔離する検疫の期間を設ける必要がある。来園者がガラス越しに観覧することはできる。

 また、タンタンは寒冷地に生息する種類のパンダで、24歳と高齢のため夏の輸送を避ける可能性が高いという。