地金大手、田中貴金属工業(東京)は25日、金を1グラム当たり前日比6円高の6713円で販売し、小売価格として約1カ月ぶりに過去最高値を更新した。新型コロナウイルス感染拡大の「第2波」で不況が長引くとの懸念から「有事の安全資産」とされる金の需要が増え、値段が上がった。

 国際通貨基金(IMF)は24日、今年の世界の経済成長率予想を大幅に下方修正し、景気の先行き不安が高まった。

 コロナ感染者は米国で依然増加し、ドイツは一部の地域で再び外出規制を導入した。日本の国内総生産(GDP)の2割程度を占める東京都内では24日、緊急事態宣言の解除後で最多の55人に達した。