NTTとNECは25日、第5世代(5G)移動通信システムなどの技術開発で資本業務提携すると発表した。NTTがNECの第三者割当増資を引き受け、約644億円を出資する。海外勢が優勢な5G分野で競争力の高い製品を開発し、巻き返しを図る。新型コロナウイルス収束後の世界ではデジタル化が大きく進むと見込み、次世代技術で世界をリードする狙い。

 出資比率は4・8%で、NECは調達した資金全額を2030年ごろまでに進める次世代の技術開発に充てる。5G基地局で使われる利便性の高い通信機器の開発に取り組むとともに、5Gの次世代規格である「6G」などへの技術活用を目指す。