米国の重力波望遠鏡「LIGO(ライゴ)」のチームは24日までに、太陽の質量の2・6倍という正体不明の天体を初めて検出したと発表した。これまでに見つかっている中性子星は最大でも太陽の2・5倍、最小のブラックホールでも5倍。その間の質量の天体は例がなく、いわば「空白地帯」とされていた。

 2019年8月に観測した、物体が動いた際に生じるわずかな空間のゆがみである重力波の分析結果。8億光年先の宇宙で、太陽の23倍のブラックホールと2・6倍の天体が合体した際に生じたと判明した。

 この天体についてチームは「過去最大の中性子星か最小のブラックホールだろう」としている。