路線バス内での車いす転倒防止策を議論する国土交通省の有識者検討会は24日、初会合を開き、10月をめどに提言をまとめることで一致した。車いすの固定を徹底させる具体策が柱となる見通し。車いすのまま乗れる「ノンステップバス」の普及で利用客の増加が見込まれる中、対策を急ぐ。

 国交省が把握するデータによると、バス内での転倒事故は2017~19年に12件発生。うち少なくとも9件は固定をしていないか、不十分だったのが原因だった。

 運転手には、急ブレーキ時の転倒防止のため、車いすをベルトなどで固定するよう努力義務が課されている。