愛知県の大村秀章知事は24日の記者会見で、リニア中央新幹線の静岡県内のトンネル掘削に向けたJR東海と静岡県の対立に関して「まずはヤード(作業場)の工事をやっていただきたい」と述べた。本体工事に先立つ準備工事の月内再開を認めない静岡県に譲歩を求めた形。同県が懸念する大井川の水量減少については「専門家や有識者に解決策を見つけてほしい」とした。

 大村知事は、26日に川勝平太静岡県知事と金子慎JR東海社長が予定する会談について「率直に話し合い、前に進めていただきたい」とする一方、不調に終わった場合は「国が間を取り持ってほしい」と注文を付けた。