川崎市の多摩川河川敷で2015年に殺害された中学1年上村遼太さん=当時(13)=の遺族が、殺人罪などで有罪が確定した22~23歳の元少年3人とその親の計8人に損害賠償を求めた訴訟の控訴審判決で、東京高裁は24日、元少年3人を含む6人に約5500万円の支払いを命じた一審横浜地裁判決を支持、元少年側の控訴を棄却した。

 控訴審でリーダー格の元少年(23)の親は「監督責任を果たした」と訴えたが、白井幸夫裁判長は、暴力傾向が相当深刻化していたのに、具体的な対策を講じず、事実上放任していたと指摘。一審同様に監督義務違反があったとし、事件との因果関係も認めた。