カナダの反ドーピング機関で、スポーツ選手の倫理教育や啓発活動も行う組織、カナディアン・センター・フォー・エシックス・イン・スポート(CCES)は23日、五輪の競技会場などで政治的、宗教的、人種的な宣伝活動を禁じる五輪憲章第50条の修正を国際オリンピック委員会(IOC)に要求すると発表した。

 米国で起きた白人警官による黒人男性暴行死事件を受けた抗議活動で「ブラック・ライブズ・マター」の標語とともに象徴の一つになっている膝つきなどを例示し「表現の自由は(国連の)世界人権宣言で認められた基本的人権」と説いた。IOCは膝つきが禁止行為に該当すると明文化している。