【ワシントン共同】ボルトン前米大統領補佐官(国家安全保障問題担当)は23日出版の回顧録で、中国当局が民主化要求デモを武力弾圧した天安門事件から30年の節目となった昨年6月、トランプ大統領がホワイトハウスの用意していた声明発表をやめさせたと指摘した。事件に批判的な内容だったとみられ、対中貿易協議の進展に配慮したためだという。 

 回顧録によると、トランプ氏は1989年6月4日に起きた天安門事件について「15年も前のことだろう」と間違って言及。「私は交渉をまとめようとしているんだ。何も出すな」と発言した。