新型コロナウイルスの感染拡大で封鎖された中国・武漢から滞在邦人らが退避した日本政府チャーター機を運航した全日空の機長ら5人が23日、東京都内の全日空本社で報道各社の取材に初めて応じた。第1便でチーフパーサーを務めた客室乗務員石黒麻里子さん(49)は「無事にお連れするのが使命。お疲れの方が多く、静かな環境作りに努めた。混乱はなく、むしろ感謝の言葉を頂いたのが印象的だった」と振り返った。

 第1便の支倉暢彦機長(52)は、武漢の空港で出発の許可に時間がかかり、予定より遅れたと明らかにし「自分の力が及ぶ範囲でフライト時間を短縮した」と述べた。