2020年3月期決算企業の株主総会で、参加者へのお土産の配布をやめる企業が急増している。株主の来場を促す当初の目的を果たしたとして近年、廃止する企業が増えていたが、今年は新型コロナ感染拡大を防ぐため、拍車が掛かった。

 株主総会の運営を支援する三菱UFJ信託銀行によると、6月10日時点で月内の株主総会開催を決めた2千社超の上場企業のうち、招集通知に「お土産はない」旨を記載した会社は1400社近くに上った。

 昨年の約2・7倍に増え、同信託銀担当者は「コロナで一気に取りやめる会社が増えた」と指摘。「本年より」とし来年以降も用意しない方針を示した会社もみられる。