【シドニー共同】南太平洋のキリバスで22日、大統領選が行われ、昨年台湾と断交し中国との国交樹立を主導した現職タネス・マーマウ氏が再選された。ニュージーランドのメディアが23日伝えた。中台との外交関係が争点の一つで、台湾との関係回復を訴えた野党候補バヌエラ・ベリナ氏が敗れ、中国との関係が維持される見通し。

 キリバスは人口約12万人の島しょ国。昨年9月、中国が掲げる「一つの中国」の原則を受け入れ、台湾との断交を発表。中国との国交樹立の文書に署名した。マーマウ氏は今年1月、中国の習近平国家主席と北京で会談し、巨大経済圏構想「一帯一路」の協力文書に署名した。