JR九州は23日、福岡市で株主総会を開いた。大株主で米国に拠点を置く投資ファンド、ファーツリー・パートナーズは独自に選んだ3人の取締役選任などを株主提案。

 会社側はいずれの提案にも反対を表明し、「もの言う株主」との攻防戦の展開となった。ファーツリーは昨年6月の株主総会でも取締役選任や、株主還元策の自社株買いなどを株主提案したが、いずれも否決または不成立になっていた。

 新型コロナウイルスの感染拡大による鉄道の利用低迷が響いてJR九州の2020年3月期連結決算は、16年10月の株式上場後で初の減収減益となった。