新型コロナウイルス感染拡大で医療従事者への感謝を示す動きが広がる中、1886年に流行していたコレラの防疫業務に従事し感染して殉職した愛知県巡査の江崎邦助=当時(25)=の135回忌となる23日、勤務していた現在の県警田原署の関係者らが慰霊の墓参りをした。

 江崎巡査は1886年6月19日に渥美半島先端近くの村人がコレラに感染したため、江崎巡査らは住宅などの消毒を試みた。村人らは投石や竹やりで激しく抵抗した。江崎巡査が粘り強く説得を続けると住民も理解し、医師と協力して住民の健康診断や通行人の消毒などに尽力した。22日、自身の感染が判明。翌日死亡した。