警察庁は22日までに、2018年と19年の2年間に全国の警察が危険運転致死傷罪や刑法を適用して摘発したあおり運転計131件を初めて詳細に調査し結果をまとめた。加害者側の9割超が「進行を邪魔された」などと被害者側の行為を原因に挙げたが、捜査ではそのような行為は半数しか確認されず、約5割は加害者の一方的な認識だったとみられる。

 あおり運転を厳罰化した改正道交法は30日施行される。

 調査した133件のうち、9割超の計122件で被害者側の行為に端緒があったとしている。しかし、捜査で実際に被害者側がそのような行為をしたと確認できたのは58件だった。