沖縄県は23日、太平洋戦争末期の沖縄戦で組織的な戦いが終わったとされる「慰霊の日」を迎えた。75年前、最後の激戦地となった糸満市摩文仁の平和祈念公園では22日、沖縄全戦没者追悼式の前夜祭があり、遺族らが日米双方で計20万人以上の犠牲者を悼んだ。

 前夜祭は公園にある沖縄平和祈念堂であり、例年は遺族ら300~400人が集うが、新型コロナウイルス禍を受け、午後3時から遺族や県関係者ら10人程度で営んだ。

 父親を亡くした沖縄県遺族連合会の宮城篤正会長(78)は報道陣に「子どもや孫に戦争を正しく伝えていかなくてはいけない」と語った。