【北京共同】世界の小型無人機ドローンの民生用市場で7割のシェアを占める中国が、軍用無人機の分野でも中東などの10カ国以上に偵察・攻撃一体型の多目的無人機「翼竜2」などを売り、米国と張り合う「無人機大国」になっている。

 香港誌「広角鏡」によると、内戦状態のリビアで1月、有力軍事組織「リビア国民軍(LNA)」は翼竜2で暫定政権側を攻撃、多数の死傷者が出た。翼竜2はLNAを支援するアラブ首長国連邦(UAE)から調達したとみられる。

 中国製は米国製よりも性能が劣るが、価格が安いのが魅力。米国が技術流出を懸念して輸出に慎重になる中で、中国は輸出攻勢をかけている。