1971年に東京・渋谷の沖縄返還協定反対闘争で警察官を殺害したとして殺人などの罪で無期懲役が確定し、服役中の昨年5月に病死した星野文昭元受刑者=当時(73)=の遺族が、刑務所での治療に問題があったとして国に5500万円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が22日、東京地裁(伊藤正晴裁判長)であり、国は請求棄却を求めた。

 妻暁子さん(65)は「死の真実を明らかにし、人権侵害が日常化している獄中医療を変革したい」と意見陳述した。