2016年に兵庫県宝塚市立中2年の女子生徒=当時(14)=が自殺した問題で、いじめの詳しい状況を調べ直した市の再調査委員会は22日、25件のいじめを認定し「自殺との間に極めて強い関連性がある」とする報告書を公表した。最初に経緯を調べた市教育委員会の第三者委員会はいじめ4件を認定したが、遺族から調査が不十分との指摘を受けていた。

 再調査委は、教諭がいじめを生徒間トラブルと捉え「当面見守ろう」と判断したことが解決を阻み「事実上の指導放棄」だったと指摘。第三者委は調査の中立性を意識しすぎて遺族に寄り添えておらず「調査プロセスで丁寧さを欠いた」と問題点を挙げた。