新型コロナウイルス感染防止のため口元を隠しつつ、接待を伴う飲食店の雰囲気を壊さない「フェイスベール」を、山形県米沢市のラウンジ経営会社フェリスと和装メーカーおとづき商店が共同開発した。販売元の米沢酒販協同組合の担当者は「マスクほど苦しくなく、着けたまま飲食もできる。歓楽街の女性らに好評だ」と話す。

 店の再開に当たり安全とムードの両立を模索する中で完成したベールは、縦長の布を3枚連ねたのれんのような形。口を覆う中央部は布を二重にし、持ち上げればグラスなどを口元に運べる。おとづき商店によると、マスクによる肌荒れに悩む人や楽器演奏者からも引き合いがあるという。