富山市議会の政務活動費不正問題で、詐欺容疑で書類送検された五本幸正市議(83)と高見隆夫市議(73)を不起訴(起訴猶予)とした富山地検の処分について、富山検察審査会は21日までに「不起訴不当」と議決した。18日付。

 議決は、両市議が政活費を市に返還した経緯に関し「不起訴処分の理由にならない」と指摘。自民党会派から離脱を余儀なくされたことも「相応の社会的制裁を受けたとも評価できない」とした。

 両市議は市政報告などの印刷費として、虚偽の領収書を使い政活費支出を水増しし、不正に利益を得ていたとして、今年2月に富山県警が書類送検。地検が3月に不起訴とした。