カトリック教会の聖職者による性被害を訴える国内の信徒らが21日、長崎市で集会を開き、被害の掘り起こしや当事者間の連携を目指し「被害者の会」を発足させた。自らの体験を打ち明けた信徒らは「被害者に配慮した社会形成の一歩にしたい」と理解を訴えた。

 主催した東京都の竹中勝美さん(63)は、幼少期にドイツ人神父から受けた性的虐待を2018年に実名で公表。集会では告発の経緯などを説明した。

 仙台市の看護師鈴木ハルミさん(67)は、夫の暴力を相談した神父からの性暴力について「真実を話すには苦しくて、おぞましくて、どうしていいか分からなかった」と語った。