東日本大震災で大きな被害を受けた宮城県気仙沼市の気仙沼湾に架ける橋の建設工事で、最終工程の橋桁をつなげる作業が完了し21日、記念式典が開かれた。橋は、復興道路として国が整備し、本年度内に全線開通を見込む三陸沿岸道の象徴的な存在だ。

 国土交通省によると、海上部にある橋桁は長さ約680メートルに及ぶ。5月下旬に南北間の橋桁を連結する工程が始まり、高さを調節して溶接。今後はガードレールや照明の設置、舗装工事を行う。

 橋の上で開かれた式典に出席した菅原茂市長は「橋が被災地の将来に大きな意味を持つように活用していきたい」と強調した。