将棋の高校生プロ、藤井聡太七段(17)は20日、大阪市の関西将棋会館で指された第33期竜王戦ランキング戦3組の決勝で師匠の杉本昌隆八段(51)を破って優勝し、挑戦者を決める決勝トーナメントに進んだ。師弟対決は2018年の王将戦以来2度目で、藤井七段がいずれも勝利した。

 将棋界では弟子が師匠に勝つことを“恩返し”ということがある。藤井七段は杉本八段が得意とする振り飛車戦法を攻略し、再び実現した。

 対局を終えた藤井七段は「決勝トーナメントでも頑張りたい」と話し、杉本八段は「負けたのは悔しいが、(藤井七段の活躍に)代わりの楽しみができた」と感慨深そうに語った。