昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)と妻の参院議員案里容疑者(46)が地元議員に現金を配布する際、県議には市議よりも多い金額にしていたことが20日、受領側への取材で分かった。後援会幹部らは議員よりも少額で、ランク分けされていたとみられる。領収書のやりとりは確認されていない。

 広島選挙区で自民党は2議席独占を狙い、現職の溝手顕正氏に続き党本部の主導で新人の案里議員を擁立。自民票を奪い合う激戦になる中、東京地検特捜部は票の取りまとめを期待できる人物を重視し、配布額を決めたとみて調べている。