資生堂グループの資生堂美容室は20日、がん治療などの副作用による脱毛に悩む女性向けに、医療用ウィッグ(かつら)の販売を始めた。強みとするメークやスタイリングの助言を受けられるのが特徴で、都築美幸社長は「医療の進歩で闘病しながら仕事を続ける患者が増えている。外見を美しくすることで、お手伝いしたい」と話す。

 店舗では、専門の講習を受けた美容師による悩みの聞き取りや、好みに応じたカットを行い、メーク方法のアドバイスを含め3時間ほど対応する。外見に悩む顧客に配慮し個室や半個室を使う。

 取扱店舗は銀座や渋谷など首都圏9店。札幌市や名古屋市などの店舗にも拡大の予定。