昨年7月の参院選広島選挙区を巡る買収事件で、前法相の衆院議員河井克行容疑者(57)、妻の参院議員案里容疑者(46)の自宅から押収された100人規模の現金配布先とみられるリストに、総額で3千万円前後が記されていたことが19日、関係者への取材で分かった。東京地検特捜部は夫妻合わせて94人に対し、計約2570万円を提供した疑いで逮捕。今後の捜査で立件対象者や額が増える可能性がある。

 94人のうち約40人が広島県議ら地元議員で、リストには(1)地元議員や県内の首長(2)後援会や案里議員の陣営関係者―など、複数の種類があることも関係者への取材で判明した。