現在は紙でやりとりしている処方箋をオンラインで管理し、紙を不要とする「電子処方箋」について、厚生労働省は19日、2022年度から全国で運用を始める方針を固めた。医療機関と薬局が最新情報を共有し、投薬の重複を削減できる。紙の受け渡しがなくなり、患者負担も軽減される。

 オンラインの活用により、災害時にも手術歴などを他の医療機関で閲覧できるようにすることも目指す。被災者に対する迅速で適切な診察、処方の効果が期待される。来年の通常国会に薬剤師法などの改正案を提出したい考え。

 マイナンバーカードを来年3月から健康保険証として使う運用を始めるのに連動した動き。