【北京共同】中国で国家政権転覆罪に問われ服役した人権派弁護士、王全璋氏(44)が19日までに共同通信の単独取材に応じ、取り調べの際に当局者から拷問を受け、罪を認めるよう迫られたと証言した。要求を拒むと「刑期を延ばす」と脅されたという。何時間も顔に平手打ちを食らったり、万歳の姿勢で15時間立ち続けるよう命じられたりもした。手を下ろすと「売国奴」と怒鳴られたという。寝返りも禁じられた。

 王氏は山東省で2015年8月、公共秩序騒乱の疑いで公安当局に拘束された。4月に懲役4年6月の刑期を満了して出所後、メディアの対面取材に応じ、弾圧の詳細を語ったのは初めて。