服役中にエイズウイルス(HIV)検査を受けた50代の男性受刑者に1次検査の陽性を伝えず、2次検査も実施しなかったのは人権侵害として、神奈川県弁護士会は19日までに、横浜刑務所と八王子医療刑務所(現・東日本成人矯正医療センター)に警告した。男性はその後、エイズを発症した。

 弁護士会によると、男性は2011年2月に懲役13年の判決が確定し、横浜刑務所に服役。体調不良を訴え、13年に八王子医療刑務所で1次検査した結果、陽性だった。しかし、横浜刑務所は結果を伝えず、医療刑務所は2次検査機関への検体送付に必要なケースの購入を失念していたため、放置した。