総務省の第三者機関「国地方係争処理委員会」は19日、沖縄県名護市辺野古沖からの小型サンゴ類の移植を巡る県側の審査申し出を退ける判断を示した。国はサンゴ類の特別採捕を許可するよう県に是正指示を出し、県はこれを不服として指示の取り消しを勧告するよう求めていたが、係争委は是正指示について「違法ではない」と認めた。

 辺野古沖は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先。

 県の申立書によると、防衛省沖縄防衛局は昨年、計約3万9600群体の特別採捕許可を県に申請。県は「極めて大規模な移植」との理由で審査を続けていた。江藤拓農相は今年2月に是正指示を出した。