横浜市中区の横浜港大さん橋に停泊していたクルーズ船「飛鳥2」の資材庫が焼けた火災は、資材庫周辺の溶接作業で発生した1500度を超える高温が伝わり、出火した可能性が高いことが19日、分かった。船内を調査した運輸安全委員会の船舶事故調査官が明らかにした。

 愛甲豊治主管調査官によると、溶接作業が行われていたのは通気管の中で、資材庫と隔てる鉄板に目立った隙間や穴はなかった。溶接作業の熱が鉄板を通じて資材庫内のシーツやカーペットに伝わり、発火したとみられる。

 火災は16日に発生。飛鳥2は新型コロナ感染拡大の影響で運航を中止しており、乗客はおらず、けが人はなかった。