名古屋地検特捜部は19日、友人の親族の個人情報を知る目的で課税台帳の閲覧を求める書類を偽造したとして、虚偽有印公文書作成・同行使と公務員職権乱用の罪で、岐阜県の大垣税務署の松田和久元職員(52)=同県大垣市=を在宅起訴した。名古屋国税局は同日、松田被告を懲戒免職処分とした。

 国税局によると、松田被告は当時、税務署長または副署長に次ぐ統括国税調査官の役職で、監察官の調べに「友人らの個人情報を知りたかった。部下を指導する半面、自分に甘く、ばれないだろうと思った。反省している」と話したという。

 国税局広報は「誠に遺憾。綱紀の保持を一層徹底する」とコメントした。