火葬の習慣のないイスラム教徒(ムスリム)のため土葬ができる専用墓地を、大分県日出町に造る計画が進んでいることが19日、関係者への取材で分かった。同様の施設は北海道や関東など国内に数カ所しかなく、九州では初めてとなる。

 計画を進めている同県別府市の「別府ムスリム協会」によると、設置予定地は別府市中心部から車で約40分の山の中にある約8千平方メートルで、200基以上の墓が設置可能という。協会は町の開設許可を得るため、2年前から協議している。

 九州各地で亡くなったムスリムはこれまで、別府市のカトリック別府教会が受け入れてきたが、専用墓地を望む声が上がっていた。