【ソウル、北京共同】韓国の文在寅大統領は19日、南北関係悪化の責任を取るとして17日に辞意を表明していた金錬鉄統一相の辞表を受理した。文氏は後任選びを含め、局面打開に向けた戦略の立て直しを急ぐ。ただ、北朝鮮は挑発行動を継続する構えで当面は緊張状態が続きそうだ。

 後任には与党「共に民主党」の重鎮、李仁栄議員らの名前が挙がっている。与党内からは、統一相だけでなく鄭義溶国家安保室長ら「安保ライン」の人事刷新を求める声が高まっている。

 北朝鮮にとってビラ散布はきっかけにすぎず、韓国が米国の顔色を気にし南北協力に踏み出さなかったとの不満を爆発させたとの見方も強い。