県境を越える移動が全面解禁となった19日、各地の観光地はまだ人影はまばらだった。土産物店からは「早く活気が戻ってほしいが、感染対策との両立が難しい」と困惑の声も。人出が増える週末に向け、新型コロナウイルス感染を防ぐ対策に追われていた。

 例年は平日でもにぎわう京都・嵐山。国内客は徐々に戻っても、外国人観光客や修学旅行生は望めない。着物レンタル店の店員は「6月になって大阪や滋賀から観光客が来たが、客足は昨年の10分の1程度。閉めている店も多い。活気が戻るのか」と不安そう。

 岩手県は感染者ゼロが続くが、世界遺産・中尊寺(平泉町)の境内は閑散としたままだった。