東京電力福島第1原発で汚染水を浄化した後に残る放射性物質トリチウムを含んだ処理水を巡り、国と茨城県内44市町村の首長らによる意見交換会が19日、水戸市内で開かれた。首長からは具体的な風評被害対策を求める声が上がった。

 会合は非公開で、内閣府の松永明・福島原子力事故処理調整総括官が「海洋や大気への放出が現実的な選択肢」と指摘した政府小委員会の報告書などを説明した。松永氏によると、首長からは「風評被害対策の具体策を示さないと納得は得られないのではないか」「漁業者らへの説明が足りていないのではないか」といった意見が出た。