ノーベル医学生理学賞を受賞した本庶佑京都大特別教授は19日、自身の研究チームの発見を基に開発されたがん免疫治療薬「オプジーボ」の特許収入約226億円の支払いを製造元の小野薬品工業に求める訴訟を大阪地裁に起こした。

 訴状によると、本庶氏は2014年、小野薬品側から「特許を巡る米国の製薬会社との訴訟に協力すれば、相手から得られる特許使用料の40%を配分する」と口頭で提案され協力した。しかし和解の成立後に一方的にほごにされ、1%しか払われていないとしている。

 小野薬品は「訴状が届いていないためコメントできない」としている。