沖縄県糸満市の平和祈念公園に立つ石碑「平和の礎」は23日の「慰霊の日」で除幕から25年となる。沖縄戦の犠牲者らの氏名が国籍や軍民、敵味方の区別なく並ぶ。建立の責任者だった元県幹部は「二度と戦争はあってはならないという沖縄の心が込められている。礎が象徴する平和の尊さをさらに世界に発信していく必要がある」と話す。

 1945年の沖縄戦で最後の激戦地となった摩文仁の丘陵を南に望み、東に険しく美しい海岸線を眺望できる「平和の広場」。石碑118基が三つか五つずつのびょうぶ状に、広がる波のように配列されている。

 新たに30人の氏名が入った刻銘板が16日に設置された。